寒い季節になると楽しみなのが鍋料理ですよね。最近ではキムチ鍋やもつ鍋なども人気のメニューです。定番鍋だけでなく、日本にはたくさんのご当地鍋がありますね。今月はクッキングAメニュー、秋田県の郷土料理「きりたんぽ鍋」がおすすめです!
きりたんぽとは、炊き上げたお米を杉の串に握り付け、炭火で焼いたものです。これを切って鍋に入れたものがきりたんぽ鍋と呼ばれる秋田県の郷土料理です。 その他の具材としては、地鶏、舞茸、白ネギ、ごぼうなどの野菜に加えて、鍋に香りと食感をプラスしてくれるせりなどが欠かせない具材となっています。
きりたんぽは秋田県の名物として全国に知られていますが、中でも本場とされるのは大館市だそうです。きりたんぽの発祥についてはいろいろありますが、その昔、大館・北鹿地方の木こり達が、余り飯を長い棒に握り付け味噌を付けて焼いて食べたのがその発祥だと伝えられています。
「たんぽ」とは本来、槍の刃の部分につけるカバーのことで、棒に握り付けた様がこれに似ていることがその名前の由来です。鍋に入れる際、このたんぽを食べやすい大きさに切ったことから「きりたんぽ」と呼ばれるようになったそうです。
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